こんにちは、川合農園です。
現在、5月に定植したトマトを収穫しています。
その一方で、メロンの片付け、半促成トマトの片付け、そして抑制トマトの定植・管理と、毎日慌ただしく過ごしています。
そんな中、今年特に感じていることがあります。
「夏の日差しが、年々強くなっている。」
トマトは太陽の光をたっぷり浴びることで、おいしく育ちます。
でも、日差しが強すぎると実が傷んでしまうことがあります。
そこでまずは、手元にあった防草シートを使い、ハウスの外から覆って日差しを和らげる応急処置を行いました。

少しでもトマトを守りたい。
そんな思いで、今できることをすぐに形にしました。
ですが、それだけでは十分ではありませんでした。
今育てている抑制トマトでは、日中の高温の影響で花の形が崩れ、実がつかない「花飛び」が発生しています。


実は、トマトの花は暑さにとても敏感です。
35℃を超えるような環境では、花飛びが起こりやすくなると言われています。
今年のハウス内は、日中になると38℃近くまで上がる日もあります。
人が「暑い」と感じるように、トマトも暑さと戦っているんです。
そこで今回、新しく遮光ネットを購入し、ハウスの外から覆いました。



実は、使った遮光ネットは1種類ではありません。
西日が特に強く当たる西側には、遮光率75%の黒いネット。
朝日が当たる東側には、遮光率50%の白いネット。
時間帯によって日差しの強さが違うため、それぞれの場所に合った遮光率を選びました。
ただ遮光するのではなく、
「どこを、どれくらい遮光するか。」
そこも考えながら、一枚ずつ張っていきました。
少しでもハウス内の温度を下げ、花飛びを減らし、数か月後に元気なトマトを収穫したい。
そんな思いで取り組んだ作業です。
それでも、結果がどうなるかはまだ分かりません。
農業は、思い通りにならないことばかりです。
だから毎日考えます。
今日は何をしてあげるべきか。
植物は何を求めているのか。
その答えを探しながら、できることを一つずつ積み重ねています。
もちろん、うまくいかない日もあります。
「どうしよう…」と悩むこともあります。
でも、不思議で、
それが、めちゃくちゃ楽しい。
今日の判断が正しかったかどうかは、数か月後のトマトが教えてくれるはずです。
真っ赤なトマトがたくさん実る景色を信じて。
今日もまた、ハウスへ向かいます。